5月6日 連休最終日で駐車場はかなり埋まっていて、館内はそこそこの賑わいです。 前回いつだったか思い出せないくらいの久しぶりの見学ですが、スケールモデルの小物や旅客機関係の展示が増えている感がしました。ここは小規模だが民間機や軍用機がバランスよく紹介されているところという感じの航空博物館です。
地元の人間として興味を引いたのは、戦時中に小松を海軍の航空基地としての軍都とする構想があった展示などでした。

連休中のイベントの一つとしてインドアでのラジコン模型機の飛行実演が行われていました。 「J*FORCE(石川インドアクラブ)」という趣味の会があって,その会員の方々が操縦実演をしてくれているとのこと。空中停止やローリングと自在の軽快な曲技飛行には見学者たちからは感嘆の声や拍手があがっていました。 筆者はイギリスのハリアー戦闘機を連想しましたが、もし実機であのような動きが出来たなら中のパイロットは大変なGの連続で気を失っているだろうなと可笑しく思いました。  上記クラブのサイト(ブログ)には当日の模様と同じ飛行動画があります。
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正面 エントランス・ロビー 飛行シュミレーター(ANA寄贈)
 
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ロッキードF104戦闘機 同左 旧海軍航空隊基地時の滑走路位置
 
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スケールプラモデル 売店
 

 筆者は、たまたま過去に埼玉県の所沢航空発祥記念館、イギリス・ロンドン郊外のRAFミュージアム、米国・ワシントンDCのスミソニアン航空宇宙博物館などを見学したことがあります。
印象に残ったのはRAFミュージアムで第一次、二次世界大戦の軍用機マニア垂涎の有名な機体群が所狭しと吊り下げられたりしながら展示されていました。有名な「バトル・オブ・ブリテン」でドイツの猛攻から本土を死守したRAF(ロイヤル・エアー・フォース)の誇りが満ち満ちている館内でした。進駐軍によって残っていたわずかの機体もことごとくスクラップにされた敗戦国日本の状況を思い、しばし悲哀の情で胸ふさがれる思いをしたものです。
 反対に印象が薄かったのはアメリカのスミソニアンでした。 訪れたタイミングが悪かったようで、ちょうど大規模な改修工事の最中で展示物がかなり制約されているようでした。期待が大きかっただけにがっかりしたものでした。実は数年後にダレス空港わきに別館ができあがり、本館より広い場所で大型の展示物も多く見れるようになったとのことです。そのうち再訪したいと思っています。

 県立プラザは地方にしては立派な施設だと思います。展示物もそこそこの水準にあると思います。しかし最近、各地の動物園や水族館が見せる工夫を競い合っているように、博物館も古いもの・歴史的なもの集めました、これって面白いでしょうと言って、ただ床の上やショウケースに展示するだけでは一部のマニア向けならともかく一般の人々の関心を集めにくい時代になった気がします。もっとエキサイトな感動できる所でないと。 既にANAのフライトシュミレータはあるのですが、こういった傾向の体験ゾーンの拡充がこれからの方向ではないでしょうか。
 例えば小型のプラネタリュウムのような全天周型スクリーンを持った小劇場でキャノピー内のパイロットの視点で飛行映像をみれるというのは子供だけでなく、大人だって夢中なれる。 これなら大人のお父さんだってトップガンになった気分で大空を駆けめぐることができるでしょう。
 しかし素人の筆者などの発想より、ミュージアムの経営者や企画責任者はもっとすごいことを計画中なのかもしれません。期待したいですね。         (記:09年5月6日)