松井秀喜ベースボール・ミュージアム訪問記
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| 数々の賞状や記念楯 | 子供時代 | 直販の書籍 |
ここへは以前の小さな平屋の展示棟時代に来たことがあり、その時、丁度現在の2階建て
の大きな建物は未だ建築中でした。 第一印象は根上(ねあがり)という田舎町とは別世界の雰囲気の「白亜の殿堂」といった感じ。 筆者には、ベルサイユ宮殿かなにかクラッシックなヨーロッパ建築を模してるようでもあり、そうでもないような何か奇妙な様式の建物にみえました。
いったい誰がこんなけったいなもの設計したのか、顔が見てみたいよ(失礼!)と思ったものです。
今回、その願いが叶いました。展示室に入った直後の右側の壁に設計チーム三人の顔写真入り紹介パネルがあったからです。 設計テーマは「夢」ということだそうです。 そこで筆者は連想ゲームを始めました。 夢 =≫ メジャーリーグでの活躍 =≫ アメリカ =≫アーリーアメリカン様式 =≫ テラス付南部風邸宅(風と共に去りぬの世界)
と漸く、筆者なりの納得が出来ました。(本当はまったく違っているかも知れませんが!)
展示室は建物の1階部分だけということと、その割に展示物が多いために案外手狭に感じられました。
数々の表彰状、メダル、記念品、写真で一杯です。
今回、実際に訪れてみて気がついたのは松井秀喜に関する単行本がずいぶんと出されていることです。ミュージアムで直接販売の取り扱いをしているものだけで26冊分、HPでは45冊も紹介されています。これだけの数はかなり多い方ではないでしょうか。 単に有名人だからというより彼の人間性・態度が普通の野球選手と違うという点で多くの人の興味を引いているからではないでしょうか。高校野球の甲子園での5連続敬遠の時の松井が平静な態度でコメントしている記事などを読んで私なども当時から、おやっという感じがしたものです。
日本人は道を究めた者やトップレベルの人物に、それに相応しい人徳や人格的な完成度も求めがちです。松井は「気はやさしくて力持ち」という大衆のヒーロー願望に応えられる優れた資質を持つスポーツ選手の一人なのではないでしょうか。
赤木ひろこ氏の著書「ひでさん」によれば、そんな松井も生まれながら「人格者」であったわけではないことを数々のエピソードで明らかにしています。子供のときの兄弟喧嘩の模様や、中学時代の試合で敬遠で歩かされた時、バットを地面に叩きつけて怒りを露にしたことなどが記されています。
宗教家でもある父君や出会った監督、コーチなどの数々の人物の影響が今日のかれを築き上げたのでしょう。
現在(09年8月)、ニューヨークヤンキーズでのポジションは彼にとって不本意なものかも知れないですが、郷土のヒーローとして体力と気力が続く限り、ますますの活躍を見せてくれることを期待したいところです。
(記:09年 8月 10日)


